「ポッコリお腹が気になる。もっとすっきり、自然な感じにならないのだろうか…」なんてお悩みはありませんか?食物繊維の1種でありながら、特殊な働きをすることで注目されているキトサンが役に立つかもしれません。
ぜんどう運動の促進など、健康で健やかな毎日を後押ししてくれる、キトサンの効果を見ていくことにしましょう。
キトサンとは、カニ・エビの殻やイカの軟骨から抽出された食物繊維の一種です。他の食物繊維とは違い、プラスイオンを持つという特徴を持っています。
なので、腸内を移動するプラスイオンを帯びたキトサンが、マイナスイオンを放つ体内の老廃物である食品添加物・塩分・脂質・プリン体・有害物質・重金属・放射性物質など吸着排泄。
さらに食物繊維としての働きを兼ね備えているので、水分をふくみつつ、かさを増し、スムーズなぜん動運動を助けます。
こうして腸内環境が健やかに保たれることで、善玉菌が生殖・活性化しやすい状態になり、便秘・下痢に効果的と言われています。
キトサンと似た名前のキトサンオリゴ糖は、キトサンを分解・加工することで得られる成分です。甘味を持つのはもちろん、キトサンとしての性質を持つので、とても使いやすい健康成分として注目されています。
腸内善玉菌を増やし腸内環境を整えるために、乳酸菌やビフィズス菌などのサプリも沢山登場しています。ですが、腸内に生きたまま届き腸内環境の整備に貢献してくれるのかと言うと…手厳しい意見も多いですよね。
キトサンオリゴ糖であれば、上記で説明した通り、キトサンとしての働きで腸内環境を健やかに保ちつつ、キトサンオリゴ糖が善玉菌にとって最適なエサとなることで、善玉菌の状態を良好に保つ最適な健康維持成分になります。
キトサンオリゴ糖は、腸内PH(ペーハー)をアルカリ性に移行し腸内優良細菌の活動しやすい腸内環境づくりにも貢献します。
気になる方はキトサンだけでなく、キトサンオリゴ糖を配合したサプリをぜひ、検討してみて下さい。
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キトサンを摂取して便秘になった!という方も多いようです。一体どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。
キトサンは食物繊維なので、食物繊維の特性である、「水分を取り込む力」に優れています。なので、水分不足でキトサンを摂取すると…キトサンに水分を奪われて、便が硬くなってしまうんですね。水分を小まめに補給し、水分不足にならないように気を付けましょう。
好転反応とは、体が健康な姿に戻る際に、新しい環境になれようとすることで生じる前兆です。便秘の他に、下痢・吐き気・発熱・頭痛・倦怠感などの不調を感じる方もいます。
好転反応は2、3日〜最長でも1週間で収まるとされていますから、まずは、キトサンの摂取量を減らすなどして様子を見てみましょう。
ただし、耐え難いほどの症状で、急激に悪化している場合は要注意です。アレルギーなどの副作用の可能性が考えられます。
好転反応なのか、それとも副作用なのか、いざそうして症状がでると不安ですし、見極めも難しいものです。不安な場合は記載されている量よりも少な目から始めるなどの工夫をすると良いでしょう。
キトサンは食物繊維の一種であるため、過剰摂取は便秘だけでなく、腹痛、下痢などの原因にもなります。さらに、必要な栄養素の吸収を阻害してしまうこともあるので要注意です。
1日に2〜3グラムまでの摂取量が目安として言われているため、不安な方はまずは2グラム以下の量から摂取してみましょう。
摂取のタイミングとしては、食前よりも食後がおススメです。
キトサンが腸内の食べものから水分を含み、膨張してぜん動運動の助力となり腸内環境を健やかに保つことが主な目的ですから、食べ物がなければ本来の力を発揮しにくくなります。
便の硬さが気になる方は、便を柔らかくする油分を多くふくむ高脂質食とともに摂取してみてくださいね。キトサンを上手に日常の生活にプラスして、適度な柔らかさでスッキリ、自然に近い感覚のお通じを目指して行きましょう。
いかがでしたでしょうか。キトサンの食物繊維としての働きは、プラスイオンを持つことから、通常の食物繊維とはまた違います。
腸内環境を健やかに保ち、理想のお通じを叶えるためにピッタリの健康成分と言えるのではないでしょうか?
甲殻アレルギーをお持ちの方は別ですが、キトサン摂取による不快な症状は、ほとんどが好転反応によるものが大半のようです。
そうした症状を回避するためにも少量から摂取すると安心です。キトサンを上手に摂取し、毎日スッキリ、快適な朝のスタートに役立ててみてくださいね。
※医療薬を常用している方は、薬剤師や医師に事前に相談しましょう。